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【無地カラーTシャツ】一枚は欲しい名品5選!給料日に買いたい名品図鑑

シンプルは深淵で、デザインの魂は細部に宿るとか…。ならば定番品こそ本当にいいものを。そこで、トレンドに囚われず長く愛せるものに目を向けるのが「名品図鑑」連載。ファッションプロを選者に迎え、第23回目のテーマに選んだのはカラーTシャツ。夏場の着こなしはTシャツとパンツのシンプルなスタイリングになりがちだけど、そんな時には気分に合わせたカラーを楽しめたらベスト。そこで選びたいのはTイチでもサマになる上質な素材と、大人っぽく見える上品なカラー。今回はファッションプロが、ディティールやシルエットにこだわり抜いたおすすめの5選をご紹介。

ATON


深みのあるグリーンを
上質な素材で
エイトンは大人のためのベーシックアイテムというコンセプトで素材や染色にこだわるブランド。オリジナルのジャージー素材を使用したTシャツは、シルクのような美しい光沢感があり、しなやかな生地のとろけるような肌触りが特徴。大人にとっては、そんな上質な生地と、シックなグリーンが嬉しい。深みのあるグレイッシュな色だから、品良く着こなせるカラーTなのだ。「ポイントは圧倒的な生地の良さです。驚くほど柔らかく、一度着るとやみつきになります。毎シーズンのカラバリも、同ブランドのこだわりを感じる絶妙な色味なんですよね。インナー使いでも抜群の存在感を放ってくれます」。(松原将平/エディフィス ラ ブークル スタッフ)

Tシャツ(エイトン)¥13,200/イエナ エディフィス ラ ブークル 新宿ニュウマン
International Gallery BEAMS


オリーブカラーの
モードなデザインTシャツ
一見シンプルなTシャツなようで、よく見るとネックの一部が外れといる遊び心あるデザインが特徴。ネックの開き具合や深さ、さらに切れ込みの角度などを細やかに調整し、少しの違和感をプラスすることでモードな一枚に仕上げている。柔らかく通気性に優れたテトロンコットン生地を採用し、さらりとした快適な着心地だから、夏場にはヘビロテ間違いなし。「使いやすい落ち着いたカラーバリエーションと、ギミックの効いたデザインが魅力です。一枚で着てももちろんサマになりますし、レイヤードして首元のデザインをチラリと覗かせても良さそうです」。(田中遥/ビームス プレス)

Tシャツ¥5,280/インターナショナルギャラリー ビームス[TEL:03-3470-3948]

  

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集めたくなるコスパと
こなれ感あるフェードカラー
ルーズシルエットとフェード感のあるカラーで、こなれた雰囲気のポケットTシャツ。1967年にイギリスで発明された空気紡績機で綿糸を紡いた生地は、丈夫な素材ながらも、さらりと軽い風合いが特徴。程よくルーズなシルエットで、パンツにタックインする着こなしもキマる。手頃な価格だから色違いでゲットするのもおすすめだ。「ワイドなシルエットとドロップショルダーを活かしたパターンで、一着で着るのにもインナー使いにもうってつけです。全5色とカラバリも豊富なので気分にあったカラーを選べるのも嬉しいポイント」。(河野大地/O代官山スタッフ)

Tシャツ(オーダー)¥3,300/O 代官山 3号店[TEL:03-6455-2023]

  

ANDER


新進気鋭のカットソー専業ブランド
2021年春夏にスタートしたアンダーは、カットソー・ニットを専業に展開しているブランド。脱力感のあるドロップショルダーに、柔らかく上品な素材、たっぷりと幅広にとった身幅と、こだわり抜かれたディティールが魅力。着心地の良さとモダンなデザイン性を兼ね備えたデザインだ。派手にならない優しい発色だから、落ち着いたカラーのワードローブにも組み込みやすいはず。「しなやかで肌触りが良く、程良く光沢感のある生地感が好きです。グレー杢のスウェットパンツなどと合わせて、足元はローファーなどで締めるのスタイリングがおすすめです」。(高田智也/ランチキ セントリューム トーキョースタッフ)

Tシャツ(アンダー)¥7,700/ランチキ セントリューム トーキョー[TEL:03-5766-8415]

CAMBER


USメイドにこだわり抜いた定番名品は
ブラウンを選ぶと新鮮
素材から縫製に至るまでアメリカ生産にこだわり続けるキャンバー。とくると、8ozヘビーウエイトコットンを用いた肉厚でタフなTシャツが定番品だ。しっかりした厚地で洗濯を重ねても型崩れしにくく、日々のヘビーユースに最適。アメリカらしいボックスシルエットにはリラックス感があるが、襟ぐりは程よくタイトで締めるべきところは引き締めてくれるのが嬉しい。そんな名品を今季購入するなら、新鮮かつ上品さも感じられるブラウンがイチオシ。デニムに合わせてもスラックスに合わせても、シックなスタイルに仕上がる。「個人的にはワンサイズ大きめを選ぶのがおすすめ。アメリカらしい少し色落ちしたフレアデニムなど男らしいスタイリングで決めるのもいいですが、今季はスラックスや機能系のパンツに合わせるのが気分です」。(西村滋紀/アーバンリサーチプレス)

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