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世界設定(用語説明?)その1


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ここらで、軽く世界設定を。
説明は・・・
石田 幸市(以下「幸」)「僕、石田幸市と」
葵 剣二(以下「剣」)「オレ、葵 剣二」
ガラダ(以下「ガ」)「ボク、ガラダでやりまーす」
剣「テンション高いなー、ガラダ」
ガ「うん。面白そうじゃない」
剣「で、世界設定説明? って、何やるんだ?」
幸「この『やまおく村』の世界って、基本的には昭和40年代の日本が舞台でしょ」
ガ「あ、そうなんだ」
幸「・・・・うん、そうなんだ。でも、色々と違うところもあるでしょ? そこを説明するんだよ」
剣「違うところって言うと、オレ達みたいな獣人しか住んでないとか?」
幸「そうだね。それもあるけれど他にもあるでしょ?」
剣「実は『剣と魔法の世界』だとか?」
幸「・・・・全然違うよね?」
ガ「でも、おじいちゃん『術法』を使うよ」
剣「オレの兄ちゃんや父ちゃんは『刀』持ってるぜ」
幸「・・・・・・・・」
剣「あ、ごめん。オレ達が悪かったから、そんなに落ち込むなよ」
幸「(気を取り直して)でも、まぁたしかにそういうところも違うところだからね、そういうところを説明していくのが僕たちの役目なんだ」
ガ「うん、分かったー」

地脈
幸「じゃあ、最初に『地脈』jから」
ガ「うちのおじいちゃんが使う『術法』の力の源だね」
幸「そうだね。前に質問があった時『術法』の説明してるけれどね。」
剣「そういえば、前にそんな話しがあったな。その時説明してなかったっけ?」
幸「うん、術の力の源とかの説明がないでしょ?」
剣「・・・・・あ、確かにないな。術がどんな物かとか、それを使うのにダブラスじいちゃんがどれくらい大変かくらいだな」
幸「僕は都会に住んでいて見たことないけれど、かなり大変なんだってことは授業で聞いてるよ」
剣「あれ? 東京の方ではやらなのか?」
幸「うん、やらないんだ。東京みたいな市街地では『術法』の力の源である『地脈』の影響が少なくなるようにしてるから。それに、術を使っても畑とか田んぼとかないし」
ガ「へー」
剣「ガラダ、「術士』の修行に爺ちゃんのところに来てるんだろう? そういう話聞いてないのか?」
ガ「全然^^」
剣「そ、そうか(じいさん、そういうところ気にしないんだな・・・)」
幸「もっとも、かなり地脈が強いところでも、とんでもなく巨大な植物が育つとかそんなところまではいかないけれどね」
剣「言うほどすごくはないんだ」
幸「うん、それに・・・・剣二君は知ってると思うけれど。地脈の力強いって言うのは良い事ばっかりじゃないしね」
剣「『何か』だな」
ガ「時々村で出るよね」
幸「僕は授業で習っただけで、まだ見たことはないけれど・・・・」
剣「じゃあ、ここはオレが説明するよ」
幸「うん、よろしく」
剣「『何か』って言うのは村の近くで出る、大きくなった虫のことだ」
幸「いや、あの、もう少し詳しく・・・」
剣「地脈の残り滓が虫とかに取り付いてなるって言われてるんだ」
ガ「人を襲うようになるんだよね」
剣「それが厄介なんだよなー」
幸「結構、危ないんだね」
剣「まぁ、でも大抵は普通の虫より一回り大きいくらいだし、放って置いても一週間くらいで、崩れて粉みたいになっちゃうから、そんなに危なくはないんだけれど」
ガ「でも、ぼくが村に来てから1メートルくらいのナメクジ出たよね」
幸「そ、そんなの出るんだ」
剣「でも大丈夫さ、うちの兄ちゃんや陽一さんたちがやっつけてくれたから」
幸「そっか、こういう地方の駐在さんの仕事って『何か』退治だって聞いたことがある」
剣「他にたいした事件も起きないしな」
幸「さて、今回の説明はここまで」
ガ「え、もう終わりなの?」
幸「あんまり長くても、仕方ないし第一・・・」
剣「第一?」
幸「『何か』がらみの話はたぶん本編には殆ど出てこないだろうからね^^」
剣「・・・・い、いいのか、それで?」
幸「では、また次の機会に会いましょう^^」
ガ「またねー^^」
剣「ま、またねー・・・」

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