ダブラス
龍族のうち「地龍族」と呼ばれる種族の老人。一人称は「わし」
寂しがり屋で友人や家族を大事にする人情家だが、本人はそれを他人に悟られるのを嫌がっており、表面上は頑固で怒りっぽい偏屈爺さんを演じている。
無職っぽくも見えるが、実は「術士」と呼ばれる儀式を行うことで、ある程度天候や自然に干渉できる術を行使する職についており、特に春先に行う「豊饒の儀」は、やるのとやらないのでは村の農作物の出来が質量ともに倍は違うという重要な物である。
仕事の性質上「村に雇われている」という形になっており、それなりの報酬を受け取っているが、物欲が薄く金銭感覚もあまりないため(龍族共通の特徴)、報酬の殆どは銀行に預けっぱなしになっている。
酒を飲むのが好きだが、龍族そのものがアルコール類に耐性が低くあっという間に酔っ払ってしまう。しかも、ダブラスの場合は脱ぎ癖があるため、ダブラスが酔って起こす騒動は駐在である獅子神 陽一の頭痛の種の一つになっている。